子どもを歯医者に連れて行くのはいつから?初めての受診タイミングを解説
- 2025年11月25日
- コラム
子どもの歯は成長とともに変化していきますが、「いつから歯医者に連れて行けばよいのか」「どんなときに受診すべきか」と迷う親御さんも多いでしょう。乳歯の健康は、将来の永久歯の生え方や噛み合わせに影響することがあるとされており、早めの受診と予防が推奨されます。今回は、子どもが歯医者に通い始める時期の目安や初めての受診の流れ、通院を続けるためのコツについて、横浜市保土ケ谷区の歯医者 オーサムデンタルクリニックが解説します。
1. 子どもが歯医者に通い始めるのはいつから?
乳歯が1本でも生え始めたら、歯医者に相談するのが望ましいとされています。ここでは、通院を始める目安や受診の目的について整理します。
①生後6か月頃が最初の目安
乳歯は通常、生後6か月頃から下の前歯が生え始めます。この時期からお口のケアを意識し、歯医者で歯みがきの方法やポイントを教わるとよいでしょう。
➁1歳半健診の前に受診しておく
自治体で実施される1歳半健診では歯のチェックがありますが、その前に一度受診しておくことで、状態を早めに確認できます。歯みがきの習慣も早期に身につけやすくなります。
③むし歯のリスクは乳歯の生え始めから
乳歯のエナメル質(歯の一番外側にある、硬くて歯を守る部分)は薄く、むし歯が進行しやすいとされています。見た目に異常がなくても、初期むし歯が見つかることもあるため、早期発見が望ましいとされています。
④歯ぐきやお口周りの異常にも注意
歯ぐきの腫れや歯並びの違いなどが気になる場合は、早めの受診が推奨されます。特に離乳食期はお口の発達が進むため、定期的なチェックが役立つとされています。
⑤「歯医者はこわくない場所」と伝える
小さいうちから通い慣れておくことで、子どもにとって歯医者が身近な存在になります。治療が目的ではなく、慣れることを第一の目的にするとよいでしょう。
歯が生え始めたら、乳歯の健康を守る第一歩として親子で歯医者を活用してみましょう。
2. 子どもが初めて歯医者に行くタイミングと受診の流れ
初めての歯医者は、子どもにとって大きな体験です。スムーズに進めるためには、受診のタイミングや流れを知っておくことが大切です。
①受診のきっかけは「予防」から
むし歯ができてからではなく、予防のために通うことが推奨されます。フッ素塗布や歯みがき指導など、予防的な処置が受けられる場合があります。
➁初診ではお口の状態をチェック
初回は歯の本数や生え方、歯ぐきの状態などを確認します。必要に応じてレントゲンを撮影し、今後のケア方針について相談する流れとなります。
③診療台に慣れるための練習も行う
いきなり治療を始めるのではなく、診療室や器具を見せて慣れてもらうことから始める場合があります。小児歯科では、子どもの性格や反応に合わせた対応が行われます。
④保護者へのアドバイスも重要
歯医者では、仕上げ磨きの方法や食生活の注意点など、保護者への説明が行われます。家庭でのケアがむし歯予防の基本とされています。
⑤泣いても焦らず、少しずつ慣らしていく
初めての受診で泣いてしまうお子さんも少なくありません。焦らず通院を続けることで、徐々に慣れるお子さんも多く見られます。
初診は「治療」よりも「慣れる・学ぶ」ことを目的とした時間とされており、親子で楽しくお口の健康づくりを始めるきっかけになります。
3. 小児歯科の定期検診の間隔と通院を続けるコツ
乳歯の時期は、むし歯の進行が早いとされており、定期的に検診を受けることで早期発見や予防につながりやすくなります。ここでは、検診の目安と通院を続けるポイントを紹介します。
①定期検診は3〜4か月ごとが目安
乳歯はエナメル質が薄く、むし歯が進行しやすいとされています。3〜4か月ごとの検診で、歯の生え方やむし歯の有無を確認することが推奨されます。特に歯みがき習慣が安定しない時期は、間隔を短めに設定することもあります。
➁フッ素塗布で歯の予防強化
フッ素には、酸に対して歯を守る作用があるとされています。家庭ではフッ素入りの歯みがき剤を使用し、歯医者では高濃度のフッ素塗布を行うことで、むし歯予防が期待されます。
③家庭での仕上げ磨きを継続する
小学校中学年ごろまでは、保護者による仕上げ磨きの継続が望ましいとされています。奥歯や歯の間は特に磨き残しやすいため、毎日の確認と丁寧なケアが大切です。
④歯医者を「怖い場所」にしない工夫
子どもが歯医者に対して良い印象を持てるようにすることが、通院を続けるためのポイントです。診療後に褒める、スタンプカードを使うなど、楽しい体験として記憶させる工夫が効果的とされています。
定期検診は「むし歯を治す」のではなく、「予防を目的とした通院」として推奨されます。子どもの成長や生活リズムに合わせて無理なく続けることが、将来の口腔内の健康につながるとされています。
4. 横浜市保土ケ谷区の歯医者 オーサムデンタルクリニックのマウスピース矯正
横浜市保土ケ谷区の歯医者「オーサムデンタルクリニック」では、「できる限り抜かない・削らない」痛みの少ない治療と、その後の健康を守るための予防・メンテナンスを重視した診療を提供しています。患者さまの生活に寄り添い、お口のどんな小さなお悩みも気軽に相談できる、安心安全な歯科医院を目指しています。
当院には、各分野の専門医が常駐しており、インプラント治療や被せ物(補綴)、入れ歯、矯正歯科など、高度で専門的な治療をワンストップで提供できる体制を整えています。特に、歯並びのコンプレックスを解消したい方には、治療期間中に目立ちにくいマウスピース矯正(クリアコレクト・インビザライン)**をご提案。治療の前には、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を行い、患者さまに納得いただいた上で治療を進めています。
<オーサムデンタルクリニックの治療の特長>
① 各分野の専門医が常駐 豊富な知識と経験を持つ専門医が、最新の技術・設備を駆使し、難症例にも対応できる体制です。
② できる限り抜かない・削らない治療 患者さまの歯を大切に考え、痛みの少ない治療法を選択し、自然な状態を残すことを心がけています。
③ 目立ちにくい矯正治療に対応 インビザラインやクリアコレクトなど、患者さまの要望や生活スタイルに合わせたマウスピース矯正をご提案します。
④ 女性歯科医師による対応が可能 被せ物(補綴)と入れ歯の専門医である女性歯科医師が在籍しており、ご希望に応じて対応いたします。
保土ケ谷区で歯科治療・矯正治療をご検討の方は、土日も診療・駐車場完備のオーサムデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。
まとめ
子どもの歯は、むし歯になると進行が早く、将来の歯並びや噛み合わせに影響する可能性があります。乳歯が生え始めたら一度歯医者に相談し、1歳半までには受診するのが望ましいとされています。初めての受診では、まず「慣れること」を目的にスタートし、定期検診でフッ素塗布などの予防処置を受けることが推奨されます。また、家庭での仕上げ磨きや食生活の見直しをあわせて行うことで、むし歯予防にもつながるでしょう。
初めての歯医者にお悩みの方は、横浜市保土ケ谷区の歯医者 オーサムデンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:オーサムデンタルクリニック
院長 白木 幹
経歴 神奈川歯科大学卒業 横須賀市内のクリニックにて勤務(院長を経験)
資格・所属学会 インビザライン認定医 インプラント学会所属
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