インプラントは、機能性や見た目などに優れていて、さらに残っている歯への負担にも考慮した治療法です。しかし、インプラント治療を受けていただくには、いくつかの条件があります。では、インプラント治療はどのような場合に受けることができないのか見ていきましょう！
インプラント治療は、誰でも受けられるわけではありません。ここが入れ歯との大きな違いです。それでは、どのような方がインプラント治療を受けることが難しいのでしょうか？
歯周病が原因で歯を失った場合、歯周病菌の影響で顎の骨が薄くなっていることがあります。インプラントを埋め込むには、十分な骨の厚みが必要です。そのため、顎の骨が薄い場合、インプラント治療は難しくなります。このような場合は、GBR法やサイナスリフト、骨造成といった前処置が必要になることがあります。
インプラント治療後は、しっかりとしたセルフケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。ケアが不十分だと、インプラント周囲炎というトラブルが発生するリスクがあります。お口のケアが難しい方には、インプラント治療はおすすめできません。
噛み合わせが複雑で、インプラント治療に影響を与える場合があります。噛み合わせの問題がある方は、事前にしっかりと診断を行う必要があります。
顎の成長は18歳から25歳頃まで続くため、成長が完了していないお子さんにはインプラントは適していません。成長期に永久歯を失った場合は、部分入れ歯などで一時的に対応し、適切な時期が来た時にインプラント治療を行うのが望ましいです。
白血病の方や、悪性腫瘍の治療でBP製剤を使用している方も注意が必要です。お薬手帳を持参していただき、服用中の薬を確認することが大切です。
糖尿病のコントロールが不十分な場合、インプラント治療後の回復が遅れたり、感染リスクが高まったりする可能性があります。
心疾患や高血圧をお持ちの方も、治療前に医師としっかり相談し、リスク管理を行うことが重要です。
インプラントは、機能性や見た目、そして残った歯の健康を守るための治療法ですが、すべての方に適しているわけではないということがわかっていただけたかと思います。とはいえ、歯を失ったままにしておくと、噛み合わせがずれたり、見た目に影響が出たりと、さまざまな問題が起きてしまうことがあります。歯を失ってお困りの方、他の歯医者で断られてしまった方は、保土ケ谷区にある歯医者【オーサムデンタルクリニック】にお気軽にご相談下さい！患者さま一人ひとりに合わせた治療法を提案させていただきます！